グッドカンパニークラブ東京 第5回のご案内

人本経営のホテルが新潟に存在した

伊那食品工業に似た雰囲気

趣のある玄関からフロントに入ると、すぐにホテリエの皆さんが、明るく気さくに迎え入れてくれて、ベルナティオワールドに包み込まれていきます。ラグジュアリーホテルにありがちな敷居の高さを全く感じることがなく本当に居心地が良いです。スタッフの皆さんが肩肘はらず自然に接してくれているからです。これはマニュアルでは到底できるものでなく、一人ひとり皆さんが人間力を高め合っているからこその物腰や所作であると実感できました。その意味ではあの伊那食品工業を髣髴とさせられました。

人本経営の鉄則が学べるホテル

今のベルナティオの企業文化をつくり上げてきた統括総支配人の佐野智之さんは、バックヤードに答えがあると語ります。

曰く「バックヤードでの社員の表情が笑顔にあふれ、やる気に満ちあふれていたら、顧客に対しても社員は優しい気持ちで接することができる」

希望すればバックヤードも隅々まで巡るツアーに参加することができます。ツアーを体験させていただくと、実際に、確実に経営情報の共有が図られて、さぞや風通しがよいだろうことが伝わってきます。客というより幸せ万感で働くベルナティオの皆さんにこちらの意識も高められ幸せな仲間になったという感覚を持つのです。CSは社員の幸福度の高さに比例するという関係の質を最高にしていくことをはかる人本経営の鉄則を改めて学べるホテルだということがわかります。

地元の若者が就職したいと殺到

近年、ホテル業界は空前の人材不足といわれています。コロナ禍で就労者が15％減ったこと、現場オペレーションが荒れてしまって劣悪な環境になってしまったこと、人材を多く必要とするラグジュアリーホテルが続々と誕生し続けていることなどが原因です。

しかし、ここベルナティオでは、毎年10数名雇用する新卒は地元出身者が半数以上となり、離職率も業界平均といわれている25%よりはるかに低い5％です。人手不足という悩みはほぼない状況を実現しています。顧客満足度も高く、じゃらんなどの口コミスコアは、どのチャネルでも「4.6」以上と高く、稼働率も77％と好業績を残し続けています。右肩下がりのわが国経済社会で、必須となったステークホルダーから「選ばれる」ことを見事に叶えていることがわかります。 第5回東京GCCでは、佐野智之さんをホストに迎え、いかにしてこの人本ホテルをつくりあげてこられたのか、具体的な実践報告をしていただきます。必聴です。

会場：ワイム貸会議室

GCC東京 参加申込フォーム
第5回ホスト あてま高原リゾートホテルベルナティオ
統括総支配人 佐野智之様

GCC東京へ参加ご希望の方は、下記フォームよりお申込みください。