2024/2/19(月)にグッドカンパニークラブ東京の第2回が開催されました。
今回は障がい者雇用に尽力をされている株式会社リンクライン 神原社長をホストにお迎えしました。
いざ開演!
前回に引き続き、今回も大勢の方にご参加いただきました。
平日の夜にもかかわらず人本経営を学びに来られる方々の熱意を、今回も感じることができました。ご参加くださったみな様、ありがとうございました。
人本経営最新情報レポート
第1部は、“人本経営の伝道士” 株式会社シェアードバリュー・コーポレーション 小林代表による「人本経営最新情報」。
今はやりの「人的資本経営」について「人本経営」とは似て非なるものであると一刀両断。「人的資本経営はアメリカから持ち込まれたものであり、人を大切にする経営ではない。幸せを軸とした人本経営をすれば人は集まる」と力説。事実、第1回GCCの応援にお越しくださった暮松社長の創業された株式会社ヘッズでは、人本経営を13年実践されたことにより、3人の採用枠に対して300人の応募があるほど、働きたい会社へと進化されています。
ホスト講演
第2部は、今回のホスト 株式会社リンクライン 神原社長のコーナー。
現在は社員50名のうち28名が障がいのある方という同社も、創業のきっかけは親会社が障がい者雇用についての行政指導を受けたことから。そこから神原社長がどのような想いでスタートし、多くの苦難を苦難と思わず乗り越えてきたのかというストーリーをお聴きすることができ、参加者から「神原社長の人生を書籍化してほしい」という声が上がるほど会場は感動に包まれました。
こだわりの詰まった石けん
株式会社リンクラインは2010年よりお肌にやさしい国産石けんを強みとしてスタートし、現在では世界的なブランドともコラボして商品開発をするまでに成長。製造工程に一切機械を導入しないというこだわりについて神原社長は「障がいのある方が真の意味で自立することを目指すのであれば、機械を主役にしてはいけない。」と、想いを熱く語ってくださいました。
同志の人脈を広げる懇親会
最後は、会場にて懇親会を開催。
いい会社をつくるための人脈づくりや、人を大切にする会社を目指すからこその悩みなどをざっくばらんに語らいました。
GCC東京への参加をきっかけに人本経営の導入を本格的に検討される社長様もいらっしゃり、人本経営の輪の広がりを感じます。これからも毎月GCC東京を開催し、人を大切にするいい会社を目指す同志が集う、いい空気の場を作って行きます。
次回は株式会社リクルートの山田修司様をホストにお迎えして開催いたします。社長ではなく一社員からスタートする人本経営についてお話しいただきます。