第9回東京GCC報告:ホスト 株式会社ゲットイット代表取締役 廣田 優輝様

2024/9/24(火)にグッドカンパニークラブ東京の第9回が開催されました。
今回は株式会社ゲットイット 代表取締役 廣田優輝様をホストにお迎えしました。

目次

いざ開演!

今回もパパラギダイビングスクールの松本社長に開演のご挨拶をいただき、GCC東京の第9回が開演しました。今回も多くのご参加者様にお越しいただきました。ご参加くださった皆様、ありがとうございます!

人本経営最新情報レポート

第1部は“人本経営の伝道士” 株式会社シェアードバリュー・コーポレーション 小林代表による「人本経営最新情報」。
企業の後継者不在が社会問題となりつつある中、事業継承を成功されている未来工業と伊那食品工業の事例を紹介。両社の共通点は、後継者が創業者の本気度を受け継げていること。いかに綺麗なパーパスや社是があったとしても、社長の本気の想いがなければ社員に見透かされ、社員の心に火は灯らないのだと感じました。
また、小林代表主催の「壺中の会」で9月10日にベンチマークした幸せ軸の宿 仙仁温泉 岩の湯を紹介。社員にとって、人生を賭ける価値のある会社にすべく、幸せ軸に本気で取り組みだしたところ経営が軌道に乗ったと言います。社長の本気度が現れるエピソードとして、社員とその家族との絆を大切にするため、かきいれ時であるお盆、クリスマス、年末年始を休業にされたそうです。人本経営のキーワードとして、社長の本気度が共通点として見られることに気付けた時間でした。

ホスト講演

第2部は今回のホスト、株式会社ゲットイット 代表取締役 廣田優輝様のコーナー。
大学時代にパソコンにハマり、秋葉原に通うようになったことで中古ビジネスの可能性に気付き、熱中していくうちに社長となられた廣田社長。大学3年の時点で月商100万を売り上げ、会社化すると初年度2000万の売り上げ、そこから倍々ゲームであっという間に年商2億まで到達されます。そして社員を雇うようになるのですが、そこで苦難が訪れます。自分は、仕事自体が楽しく、売り上げを上げるともちろん喜ぶのですが、社員は売り上げを上げると「手間が増えた」と感じ、新しい仕事を振ると「また無茶振りですか」と言われ、社長と社員の間に大きな溝が生まれてしまいます。社員を幸せにするために働いているのに空回り。精神的に参ってしまい出社できなくなる寸前までいってしまったと言います。そんな状況の中、2009年12月に出席した起業家交流会で、小林代表と出会います。その際に小林代表が紹介していた『日本でいちばん大切にしたい会社』を家に帰り読んでみる号泣。一晩で読み切り、人を大切にする経営を本気で取り組みだすきっかけとなりました。
当時は20~30名規模であった株式会社ゲットイットは、そこから10年で売り上げ・社員数ともに6倍以上に。2,3年後も売り上げは伸びる見込みであると言います。人を大切にする経営を実践することで実益もついてくる素晴らしい事例だと感じました。

同志の人脈を広げる懇親会

最後は会場にて懇親会を開催。廣田社長を囲んでざっくばらんに語らいました。
社長の一番の特徴が、飾らず自然体であること。東京GCCにも既に多くの社長にお越しいただいておりますが、最もリラックスされ等身大の自分で常にいらっしゃる方だと感じました。懇親会では私生活や考え方の深いところまで質問でき、とても素敵なお時間を過ごさせていただきました。
次回はぜんち共済株式会社の榎本重秋社長をお招きし、金融業で幸せ軸を貫く稀有な事例としてお話しをお伺いします。ぜひお楽しみに!

次回、グッドカンパニークラブ東京の詳細とお申込みはこちら

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